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【画像付】Discordサーバーを承認制にする方法|知らない人の参加を防ぐ設定手順

Discord(Bot含)
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みなさま、こんにちは。ディスコードのサーバーを運営されている方でこんな疑問を持ったことはありませんか?

  • いつの間にか知らない人が入ってる
  • だけど、ユーザーの招待はメンバーの自由にさせたい

この記事では、メンバーに招待権限を与えた状態でもサーバー内部のユーザーをコントロールする方法(サーバーの承認制)について画像付きでご紹介いたします。

なお、今までサーバーを作ったことがない人でも作れるよう、PC版を用いて丁寧に解説します。その為、要らない部分は読み飛ばして是非最後までご覧ください。

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【基本編】Discordのサーバー承認制の作り方

サーバーの作成

以下の画像の手順に沿ってサーバーを作成します。

まず、画面左側の「+」ボタンを押下。

次に、サーバーの用途を選択。特になんでもよければ、「オリジナルの作成」を選択してください。

次に、サーバーのコミュニティを選択します。今回は、ロール(権限)の設定が重要になってくる為、「自分と友達のため」を選択します。

最後に、サーバー名を入力し【新規作成】ボタンを押下しサーバーの作成は完了です。

ロール(権限)の作成

続いて、ロールの設定を行います。このロールは「承認済」または「未承認」のどちらかを区別するために使用します。

サーバー名の右側にある「v」のマークをクリック。

サーバー設定をクリック。

ロールを選び、右側の「デフォルトの権限」をクリック。

右上にある「権限をクリア」をクリックし、【変更を保存する】を押下。これで、ロールを持たないメンバーは何も出来なくなります。

続いて、メンバーのロールを作成します。この画像の赤丸部分の「+」をクリックし新規ロール作成を行います。

ロール名は何でも良いですが、当記事では「メンバー」という名称で登録します。

メンバーのロールを有するユーザー(承認したユーザー)に与える権限を選択します。デフォルト設定は以下の通りですので、必要に応じて足したり引いたりして下さい。

デフォルトのメンバー権限

  • サーバー全般の権限
    • チャンネルを見る
    • エクスプレッションを作成
  • メンバーシップ権限
    • 招待を作成
    • ニックネームの変更
  • テキストチャンネル権限
    • メッセージの送信と投稿の作成
    • スレッドと投稿でメッセージを送信
    • 公開スレッドの作成
    • プライベートスレッドの作成
    • 埋め込みリンク
    • ファイルを添付
    • リアクションの追加
    • 外部の絵文字を使用する
    • 外部のスタンプを使用する
    • @everyone、@here、全てのロールにメンション
    • メッセージ履歴を読む
    • ボイスメッセージを送信
    • 投票の作成
  • ボイスチャンネル権限
    • 接続
    • 発言
    • WEBカメラ
    • サウンドボードを使用
    • 外部サウンドの使用
    • 音声検出を使用
    • ボイスチャンネルステータスを設定
  • アプリの権限
    • アプリコマンドを使う
    • ユーザーアクティビティ
    • 外部のアプリを使用
  • イベントの権限
    • イベントを作成

メンバーを招待

これで、一旦サーバーの設定は完了しました、続いてメンバーを招待します。

ロールの設定時同様、サーバー名の右側にある「v」のマークをクリックし「友達を招待」をクリック。

ここで、直接メンバーを選び【招待】ボタンを押下するか、URL横の【コピー】ボタンを押下しURLをコピーします。

URLをコピーした場合、コピーしたURLを招待したい方に教えます。

【未承認状態】招待されたメンバー目線

上記の手順でメンバーを招待し、サーバーに参加してくれたメンバーはこのような画面になります。

当然、チャンネルを見る権限も無い為、何も表示されません。

メンバーにロールを付与する(メンバーを承認する)

次に、メンバーに対してロールを付与します。

ロールの作成時同様の手順でロールの設定画面を表示し、「メンバー」のロールをクリック。

メンバーの管理タブに移動し、【メンバーを追加】ボタンを押下。

承認するメンバーを選択し、【追加】ボタンを押下。

メンバーの管理タブに、選択したメンバーが表示されていることを確認。

【承認済状態】招待されたメンバー目線

ロールが付与されたことにより、サーバーのチャンネルを閲覧することが可能になりました。

承認制のサーバー作成手順はこれで終了になります。ここから先は応用編になりますので、よければご覧いただきご自身のサーバーでご活用頂けますと嬉しく思います。

【応用編】Discordのサーバー承認制の作り方

さて、ここからは応用編です。上記の画像でありましたが、現状だと未承認状態のユーザーは以下の画面表示になってしまいます。

これだと、

  • Discordがバグった?
  • 何が起きてんの?
  • 来る場所間違えた?

など、ロールが付与されるまでの間(未承認の間)、ユーザーが誤解する恐れがあります。なので、親切心を込めて

  • 承認されるまでお待ちください

とメッセージを残してあげましょう。

未承認者向けのカテゴリとテキストチャンネルを作成

おなじみのメニューから「カテゴリーを作成」をクリック。

カテゴリー名(当記事では entrance としています)を入力し【次へ】ボタンを押下。なお、「プライベートカテゴリー」のチェックは外してください。

チェックがついている場合は、次の画面が表示されます。

この画面が表示された場合、【スキップ】ボタンを押下。

作成されたカテゴリーの右側にある「+」をクリック。

チャンネルの種類は「テキスト」を選択しチャンネル名(当記事では 入口 としています)を入力。その後、【次へ】ボタンを押下。なお、「プライベートチャンネル」のチェックは外してください。

チェックがついている場合は、次の画面が表示されます。

この画面が表示された場合、【スキップ】ボタンを押下。

未承認者向けのカテゴリの権限設定

ここからはカテゴリーの権限設定を行い、未承認の人だけが参照できるようにしていきます。

上記で作成したカテゴリー(entrance)を右クリックし、「カテゴリーの編集」をクリック。

メニューで「権限」を選択し「プライベートカテゴリー」を有効にします。その後、【メンバーまたはロールを追加】をクリック。

「メンバー」のロールにチェックを入れ、【完了】ボタンを押下。

ロールメンバーで「メンバー」を選択し、「チャンネルを見る」の「❌」を選択します。その後、【変更を保持する】ボタンを押下。

続いて、ロールメンバーで「@everyone」を選択し、「チャンネルを見る」と「メッセージ履歴を読む」の「✅」を選択します。その後、【変更を保持する】ボタンを押下。

未承認者向けのチャンネルの権限設定

続いてチャンネルの権限設定を行いカテゴリー同様、未承認の人だけが参照できるようにしていきます。

上記で作成したチャンネル(入口)を右クリックし、「チャンネルの編集」をクリック。

メニューで「権限」を選択し【いますぐ同期する】ボタンを押下。

【権限を同期】ボタンを押下。

未承認者向けのメッセージを投稿

ここのメッセージは何でも良いですが、

  • 権限を付与するまでちょっと待ってて

のニュアンスを伝えられればOKかなと思います。

ちなみにですが、このチャンネルは

  • 「メンバー」のロールを持っていないユーザー(未承認ユーザー)
  • 管理者権限を有しているユーザー

のどちらかしか見えません。なので、未承認ユーザー目線だと管理者以外に誰が居るのかを把握することができない為、

  • 誰がこのサーバーに居るかも、権限が付与されたら分かるよー

的なメッセージを残してもOK。

さいごに

これで、全ての作業は終了しました。最後に、

  • 未承認ユーザー目線
  • 承認済ユーザー目線

の画面をご紹介します。

未承認ユーザー目線

「入口」のチャンネルと、チャンネルに残したメッセージのみ表示されます。また、参照以外の権限を与えていない為、このテキストチャンネル上でメッセージを送信することも出来ません。

なので、例え変な人が入ってきたとしてもここで止められます。また、何も出来ないので荒らされる心配もありません。

承認済ユーザー目線

ロールを付与すると、先ほどまで見えていた「入口」が見えなくなり、通常のテキストチャンネルやボイスチャンネルが見えるようになります。

また、一度ロールを付与したユーザーであっても、迷惑行為があった場合は「キック」や「BAN」の選択肢のほか、「ロールを外す」ということでも対処可能です。

要は、ひどい酒酔い状態になったユーザ等に対し「追い出すほどでも無いが、今は抜けておいて欲しい」という想いの時に「ロールを外す」という選択肢は有効的かと思います。

まぁ、ユーザーを独断と偏見で追い出したり招待したりすると、イジメに発展する場合もありますので管理者様はくれぐれもご注意ください。

ワンポイントアドバイス

今回紹介したやり方では、管理者権限を有する人(サーバーを作成した人)だけがロールの付与や剥奪を行えます。

もし、自分以外の信頼できるユーザーにもロールの付与や剥奪を手伝ってもらいたい場合、

  • ロールの管理権限
  • 管理者権限

のどちらかを付与することで可能となります。ただしいくつか注意点があります。

「ロールの管理」権限を付与する場合の注意点

「ロールの管理権限」を有するユーザーでも、全てのロールを取り扱えるわけではありません。ロールは、並び順が非常に重要で自身が有する最高位のロールを上回るロールは操作できません。

例えば、これは私が管理する別のサーバーのロールの設定状況ですが、、、

上記の構成である場合かつ、「ロールの管理」権限が設定されている場合、

  • 「管理者」ロールを有するユーザーは「管理者」ロール以外の全てのロールに対し、付与、剥奪、ロールの権限変更が可能
  • 「副管理」ロールを有するユーザーは「認証メンバー」と「一般メンバー」ロールに対し、付与、剥奪、ロールの権限変更が可能
  • 「認証メンバー」ロールを有するユーザーは「一般メンバー」ロールのみ、付与、剥奪、ロールの権限変更が可能

となります。

「管理者」権限を付与する場合の注意点

「管理者」権限は、権限設定画面でも注意喚起されている通り、「ロールの管理」を含め全ての権限が与えられます。(例え、チェックを外していたとしても「管理者」権限さえあれば、下位ユーザーの「BAN」や「キック」等、何でもできる)

一応、「管理者」権限と「サーバー所有者」では

  • サーバー自体を削除できるか否か(サーバー所有者以外はサーバーの削除はできない)
  • 管理者であっても、自身より上位のロールは付与、剥奪、ロールの権限変更ができない

など、若干の違いはありますが、ほぼ「サーバー所有者」と同等の権力を有することになります。

なので、「管理者」権限を付与するユーザーはくれぐれも慎重に選定する必要があります。

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