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ヘボン式ってなに?ローマ字入力と日本語入力の基本と小ネタをやさしく解説!

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パソコンで日本語を入力する際、多くの人が使っている「ローマ字入力」。
普段何気なく使っているこの入力方法、実は訓令式または“ヘボン式”という決まったルールに基づいているのをご存じでしょうか?

この記事では、初心者でもわかりやすいように、ローマ字入力の基本から「ヘボン式」の特徴、そして日本語入力の全対応一覧まで、やさしく丁寧に解説します。

ローマ字入力とは?

ローマ字入力とは、日本語の発音をアルファベットで表して入力する方法です。
たとえば「ありがとう」と打ちたいとき、「arigatou」と入力することで変換されます。

パソコンやスマホでは、このローマ字入力が最も主流な方法として使われています。

ヘボン式ってなに?

「ヘボン式(Hebon-shiki)」は、明治時代にアメリカ人宣教師のヘボン博士によって考案されたローマ字の表記方法です。
英語の発音に近づける形で設計されており、現在もパスポートや案内標識などで使われています。

ヘボン式表記
shi
chi
tsu
fu

訓令式との違い

「訓令式(Kunrei-shiki)」は、日本の教育機関などで使われるローマ字の表記法です。
日本語の構造により忠実ですが、普段の入力ではあまり見かけません。

ヘボン式訓令式
shisi
chiti
tsutu
fuhu

日本語入力でどう活用されてるの?

多くの日本語IME(変換ソフト)は、ヘボン式に基づいた入力方法に対応しています。
たとえば「ぃ」は「li」や「xi」、「っ」は「xtu」や「ltu」など、複数の入力方法があります。

🔤 基本五十音(右から左・横並び形式)

▼ 五十音表(ローマ字入力対応)

あ行〜な行

 あ行か行さ行た行な行
あ段akasatana
い段ikisitini
う段ukusutunu
え段ekesetene
お段okosotono

は行〜わ行

 は行ま行や行ら行わ行
あ段hamayarawa
い段himiri
う段humuyuru
え段hemere
お段homoyorowo / o

補足:
・し=shi、ち=chi、つ=tsu、ふ=fu

✨ 小書き文字や拗音の入力方法

▼ 小文字(ぁ・ぃ・ぅ…)

ひらがな入力例
xa / la
xi / li
xu / lu
xe / le
xo / lo
xya / lya
xyu / lyu
xyo / lyo
xtu / ltu または 子音2回(例:tt)
vu
-(ハイフン)

🔁 拗音の入力(きゃ・しゅ・ちょ など)

入力例
きゃkya
きゅkyu
きょkyo
しゃsha
しゅshu
しょsho
ちゃcha
ちゅchu
ちょcho
にゃnya
ひゅhyu
みょmyo
りょryo
ぎょgyo

💡 裏ワザ入力や補足情報

入力例補足
di / jiIMEにより動作が異なる場合あり
du / zu同上
n / nn / m※mでも入力可の場合あり
(非公式)
wo

🎉 小ネタ:「ん」はn1つでも打てる!?

ローマ字入力で「ん」は基本的に「nn」で入力します。
ただし、「n」の次に打つ文字がア行(母音)またはナ行以外の場合は「n」1つで打つこともできます。

それ以外にも「ん」は非常に奥深い文字です。普段日本人である我々は何気なく使っていますが、実は1種類だけじゃ無いんです。詳しくは以下の記事もご覧ください。

まとめ

ローマ字入力はとても身近ですが、仕組みを知ると奥深い世界です。
「ヘボン式」をベースにしたルールを知っておくと、日本語入力がもっと快適になりますよ。

ときどき使える裏ワザや小ネタも活用しながら、ぜひ楽しく日本語入力を極めてください!

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