楽天グループの株主優待で提供されている「月30GB使い放題回線」は、うまく活用すれば通信費をほぼ0円に近づけられる強力な特典です。
一方で、
- 電話番号が引き継げない
- 楽天回線特有の電波品質のムラがある
といった注意点もあり、「これ1本で本当に大丈夫?」「副回線は何を選べばいい?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では、利用データ量・電話番号の扱い方別に、楽天株主優待回線と相性の良い副回線構成を分かりやすく解説します。
通信費を最小限に抑えたい方は、ぜひ参考にしてください。
楽天グループ株主優待回線の基本仕様
まず、前提となる楽天株主優待回線の特徴を整理しておきます。
- 月30GBまで利用可能
- データ通信は楽天回線(エリアによりパートナー回線)
- 専用アプリ経由での通話・SMSは基本無料(一部有料あり)
- MNP転入不可(電話番号の引き継ぎ不可)
- 優待SIMはデータ専用扱い(番号は新規付与)
また、楽天回線は改善が進んでいるものの、場所によっては電波が弱い・繋がらないことがあるのも事実です。
この特性を踏まえ、利用スタイル別に最適解を見ていきましょう。
パターン①:月30GB以下・電話番号は変わってもOKな人
結論:楽天株主優待回線のみで完結
最もシンプルで、かつ通信費を極限まで下げられるパターンです。
- 現在の回線を解約
- 楽天グループ株主優待回線のみを利用
優待期間中(半年または1年)は実質0円で通信が完結します。
向いている人
- 通話はほぼ使わない、またはアプリ通話中心
- 電話番号にこだわりがない
- サブ端末やタブレット用途
デメリットとしては、楽天回線が不安定な場所では通信が止まる可能性がある点です。また、電話番号は公共料金や各種会員サイトと紐付いていたり、2段階認証等で使用している人も多いと思います。
なので、今使用している電話番号を解約する際はくれぐれもご注意ください。
その点を許容できるなら、最強の節約構成と言えます。許容できない方は、「パターン②」をご覧ください。
パターン②:月30GB以下・電話番号は維持したい人
結論:楽天株主優待+povo(副回線)が最適
電話番号を維持したい場合、楽天優待SIM単体では不可能なため、副回線の契約が必須となります。
おすすめは povo 2.0 です。
構成例
- 主回線:楽天株主優待回線(30GB)
- 副回線:povo(180日1GBトッピング or 最安値の使い放題トッピング)
povoは基本料0円で、180日間に1回トッピングを購入すれば番号を維持可能です。
1GB(180日)の場合、「(有効期間内180日)+(有効期間外180日)」で約1年カバーされます。
使い放題系は、(有効期間外180日)のみのため、1年継続する場合は180日後に再購入する必要があります。
- 1GB(180日):1,260円 → 月換算すると 約210円
- 24時間使い放題:330円 → 月換算すると 約55円
- 6時間使い放題:250円 → 月換算すると 約42円
- 2時間使い放題:180円 → 月換算すると 約30円
筆者としてのおすすめは、楽天回線が二進も三進も行かなくなった時の助け舟として、常時データ通信(高速通信)できる状況を担保しておいた方が安心かと思うので、1GB(180日)を常時期限内にしておくことをお勧めします。
そこまで高くは付かないので、いざって時の保険としてはおすすめです。
とは言っても、可能な限り安く済ませたい方向けにお伝えしておきますが、有効期限外でも低速通信(128kbps)は可能です。なので、それでも問題ない場合は半年ほどに1回の使い放題のトッピング購入をお勧めします。
メリット
- 電話番号を維持できる
- 楽天回線が不安定な場所ではpovoに切り替え可能
- povoのトッピング次第で、月単位の通信量が多くなっても耐えられる
- 通信費を極限まで抑えられる
この構成は、コスパ重視層にとってほぼ最適解と言えるでしょう。
しかし、トッピングの使用期間満了後、購入を怠ると自動解約となり電話番号は消えてしまいますので、期間管理はしっかりしましょう。

一定期間の利用がない場合の自動解約について
パターン③:月30GB以上使う人
結論:楽天モバイルを併用する
動画視聴やテザリングで月30GBを超える人は、楽天株主優待回線だけでは不足します。
この場合、
- 主回線または副回線で楽天モバイルを契約
- 株主優待回線と併用
という構成が現実的です。
楽天モバイルは以下の通り段階制料金です。(2026年1月14日時点)
- 3GBまで:1,078円(税込)
- 20GBまで:2,178円(税込)
- 20GB超〜無制限:最大3,278円(税込)
株主優待回線で30GB消費した後に楽天モバイルを使えば、実質大容量通信を低コストで確保できます。

最大13,000ポイント獲得できる楽天モバイルのキャンペーンリンク
- STEP1:上記URLをクリック
- STEP2:楽天会員にログイン
- STEP3:ログイン翌々月末までにプラン申し込み&開通
- STEP4:Rakuten Linkアプリから発信し10秒以上通話
パターン③:月30GB以上使う人(おまけ)
「U-NEXT MOBILE」という選択肢
おまけ程度の紹介ですが、あなたは「U-NEXT」に加入されてますか?
加入されていて、毎月付与されるポイントを
- 失効させたことがある
- 無理にポイント消費を行ったことがある
に該当しませんか?
もし、上記に該当し、月の利用が平均50GB以下でしたら「U-NEXT MOBILE」という副回線がおすすめです。
「U-NEXT MOBILE」最大の特徴は、「U-NEXT ポイントを月額料金に充当できる」点にあります。軽くまとめると、
- 月20GB(最大100GBまで繰越可能)
- U-NEXTの月額料金:2,189円
- U-NEXT MOBILEの月額料金:1,800円
- セット割引:-300円
- U-NEXT ポイント利用時:-1,200円
- U-NEXT MOBILEの月額料金:300円
- 合計:2,489円
といった感じです。要は、「+300円」で副回線契約が可能です。
このサービスは2025年11月18日に開始されたばかりで知ってる人が少ないですが、ポイントを無駄遣いしてしまっているなら最適解になり得ますので、ご紹介いたしました。

月30GB以上使う方へ
ご自宅に光回線等を導入していない方は、「自宅にいる時は光回線」とするとデータ通信量を削減でできます。
また、モバイル通信よりWi-Fi経由での通信の方がバッテリー持ちが良いです。
世帯構成にもよりますが、光回線を導入した方がトータル支出が下がる場合もありますので、ぜひ検討してみて下さい。
楽天回線の注意点とリスク
楽天株主優待回線は万能ではありません。
- 電波の良し悪しが場所で極端
- 地下・建物内で弱くなることがある
- 障害時のバックアップがないと困る
そのため、「完全1本化」よりも「副回線との併用」を前提に考えると安心です。
株主優待期間に関する重要な注意点
楽天グループ株主優待は、株主番号の継続が重要です。
- 6月の権利確定日までに一瞬でも100株未満になる
- 株主番号が変わる
この場合、無料期間は半年になります。一方で、100株以上を継続保有すれば無料期間は1年間です。
長く使いたい方は、保有株数の管理にも注意しましょう。
まとめ
楽天グループの株主優待回線は、使い方次第で通信費を大幅に削減できます。
| タイプ | おすすめ1 | おすすめ2 |
|---|---|---|
| 月30GB以下 &電話番号は変わってもOK | 楽天株主優待回線のみ | – |
| 月30GB以下 &電話番号は維持 | povo1GB(180日)併用 | – |
| 月30GB以上 | 楽天モバイル併用 | U-NEXT MOBILE併用 |
特に「優待+povo」の組み合わせは、安さ・安定性・柔軟性のバランスが非常に良い構成です。
よくある質問(FAQ)
- Q楽天株主優待SIMでMNPはできますか?
- A
できません。電話番号の引き継ぎは不可です。
- Q通話は完全無料ですか?
- A
専用アプリ経由の通話・SMSは基本無料ですが、一部有料通話があります。
- Q楽天回線が繋がらない時は?
- A
副回線(povoなど)に切り替えることで対応できます。
- Q株主優待は毎年もらえますか?
- A
楽天グループが判断する為、2026年12月権利(2027年分以降)は不明です。

