「Discordサーバーを承認制にしているけど、毎回手動で承認するのが大変…」
そんな方におすすめなのが、Botを使った自動承認システムです。
参加者が「ルールを読み、同意ボタンを押す」だけでロールが自動付与され、サーバーへ参加できる仕組みを作れば、管理の手間を大幅に削減できます。
本記事では、Discordで自動承認制サーバーを構築する方法を初心者向けにわかりやすく解説します。
なお、自動承認の要領は以下の「手動承認」についての記事と同じですので、画像は割愛しております。
より詳しく知りたい方は、一旦手動承認について紹介した以下記事をご覧ください。
Discordの自動承認とは?
手動承認との違い
上記記事の手動承認制は、管理者がロールを手動で付与する必要がありました。
一方、自動承認では
- 参加者がルールを読む
- 「同意」ボタンを押す
- Botが自動でロール付与
- チャンネル閲覧可能に
という流れになります。
初期設定さえ済ませば、管理者の作業はゼロになります。
自動承認の仕組み
自動承認は「リアクションロールBot」を利用します。
代表的なBotがこちらです。
- Carl-bot
- Dyno
どちらも無料で利用でき、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
今回は設定が簡単なCarl-botを例に解説します。
手順① Botをサーバーに追加する
- Carl-bot公式サイトへアクセスし、「log in with Discord」ボタンをクリック
- 「Invite」から自分のサーバーを選択
- 権限を許可して追加
※サーバー管理者権限が必要です。
追加後、Botがサーバー内に表示されていれば成功です。
手順② ルール同意チャンネルを作る
① 「#ルール」チャンネルを作成
- サーバー設定 → チャンネル作成
- 名前を「ルール」などに設定
② 未承認ユーザーには他チャンネルを非表示に
- ロール設定で「未承認」ロールを作成
- 既存チャンネルの閲覧権限をオフに
これにより、参加者はまずルールしか見えない状態になります。
手順③ 同意ボタンでロールを自動付与
Carl-botの「Reaction Roles(リアクションロール)」機能を使います。
設定の流れ
- ルール文章を投稿
- 「この内容に同意する方は✅を押してください」と記載
- Carl-botダッシュボードでリアクションロールを作成
- ✅リアクションに「承認済みロール」を紐付け
これで、参加者が✅を押した瞬間にロールが付与されます。
承認済みロールを持つユーザーだけが、通常チャンネルを閲覧可能に設定しておきましょう。
自動承認のメリット
管理負担ゼロ
人数が増えても手動対応は不要です。
ルール確認を徹底できる
「読まずに参加」を防げます。
荒らし対策にも有効
一定の手順を踏ませることで、衝動的な荒らしを減らせます。
注意点
Botのロール位置に注意
Botのロールが承認ロールより下にあると付与できません。
サーバー設定 → ロール → ドラッグで上へ移動させましょう。
承認行為の形骸化
昨今、自動承認を採用するサーバーは多く存在します。なので、
- リアクションすれば良いのね
の感覚で、ルールを読まずリアクションしサーバーに参加するユーザーがいる為、手動承認に比べてセキュリティレベルは下がる。
認証レベルとの併用もおすすめ
電話番号認証やメール認証レベルを上げることで、さらに安全性が向上します。
手動承認と自動承認どちらが良い?
手動承認が向いているケース
- 少人数制サロン
- 面談制コミュニティ
- 本人確認が必要な場合
自動承認が向いているケース
- オープン型コミュニティ
- ゲームサーバー
- 情報共有サーバー
用途によって使い分けましょう。
まとめ
Discordサーバーは、Botを活用することで「ルール同意=参加OK」という自動承認制にできます。
手動承認に比べて:
- 管理の手間削減
- ルール徹底
- 拡張性アップ
といったメリットがあります。
しかし、「リアクションさえすれば誰でも入れる」という点においては、手動承認には敵いません。少人数コミュニティーや、荒らされて困るようなサーバーでは引き続き手動承認の方がお勧めです。
ご紹介
筆者はDiscordの運営をより良いものにするためのBotを無料公開しています。よければご自身が管理されているサーバーや、参加しているサーバーの管理者に問い合わせて導入してみてはいかがでしょうか。
よくある質問(FAQ)
- QDiscordの自動承認は無料でできますか?
- A
はい、可能です。
Discord自体は無料で利用でき、今回紹介したCarl-botやDynoも基本機能は無料で使えます。
有料プランもありますが、リアクションロール機能だけであれば無料で十分対応可能です。
- Qルールを読まずにリアクションだけ押す人はいませんか?
- A
正直に言うと、ゼロにはできません。
ただし、
- ルールを簡潔にまとめる
- 重要部分を箇条書きにする
- 「違反時は即退会」と明記する
ことで抑止力になります。さらに厳密にする場合は、手動承認を検討してください。
- Q自動承認にすると荒らし対策は弱くなりませんか?
- A
完全な防止はできませんが、一定の抑止効果はあります。
より安全にしたい場合は:
- サーバーの認証レベルを上げる
- 新規参加者の発言を一定時間制限する
- メッセージ送信回数制限を設定する
などを併用すると効果的です。
- QBotがロールを付与してくれません。なぜですか?
- A
最も多い原因は「Botのロール位置」です。
サーバー設定 → ロール画面で、
Botのロールが「付与したいロールより上」にあるか確認してください。下にある場合、権限上付与できません。
- Qスマホだけで設定できますか?
- A
基本的な設定は可能ですが、リアクションロールの詳細設定はPCの方が操作しやすいです。
特にダッシュボード管理画面はPC推奨です。
- Q自動承認と手動承認は併用できますか?
- A
可能です。
例えば:
- 一般参加者 → 自動承認
- VIPメンバー → 手動承認
という形で使い分けることもできます。
コミュニティの規模や目的に合わせて設計しましょう。
- Q途中で自動承認をやめることはできますか?
- A
はい、可能です。
Botのリアクションロール設定を削除すれば、自動付与は停止します。
必要に応じて手動承認へ戻すことも簡単です。





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