はじめに
みなさま、こんにちは。本日はプールで泳げなかった自分が泳げるようになった日のことをご紹介いたします。
実は私、小学4年生の途中までは1ミリたりとも泳ぐことができませんでした。そのため、毎年2学期のプールの授業が嫌で嫌でたまりませんでした。同級生や年下の子でさえ数メートル、上手い子だと25メートルも難なく泳げていて地獄でした。「あー、見学の子はいいなー」や「あー、ケガしてる子はいいなー」なんて事を思うこともありました。
そんな私でしたが、中学3年になった頃には折り返しを含めてMAX200メートルを連続で泳げるようになりました。これから、全く泳ぐことができなかった私が5メートルを泳ぐようになれたきっかけとプロセスを簡単ではありますがご紹介しますね。
この記事では、水に対する不安をお持ちの方向けの泳げる方法をご紹介しております。「泳法」を紹介する記事ではございませんので、ご理解頂いた上でお読み下さい。
泳げるきっかけを作ってくれた友達と具体的に泳げるようになる手順
まず、私が泳げるようになれたのは間違いなく友達の助言があったこそです。その助言を順序立てて紹介します。
(第一章)水で顔を洗い、水に顔をつけよう
これは、泳げない人でもクリアできるのでは無いでしょうか。出来ない方はまずこれをクリアできるよう頑張ってみましょう。やり方はほんとタイトルに書いた通りです。
ミッション1
- 1.プール内で立つ。
- 2.両手で水を掬う。
- 3.「2」で掬った水を顔に付ける。
ミッション1がクリアできれば次です。
ミッション2
- 1.プール内で立つ。
- 2.顔を水面に付ける。
いかがでしょう、ここまでは出来ますかね?出来れば次の章に進みましょう。
(第二章)全身を水の中に沈めよう
どうでしょう、この辺から段々と苦手意識を持たれている方も多くなってくるのでは無いでしょうか。私も小学3年生くらいまでは潜ることさえできませんでした。なので気持ちはめちゃくちゃ分かります。焦る必要はないので無理はしないで下さいね。また、ミッションを順序立ててご紹介します。
ミッション1
- 1.「第一章のミッション2」までを行う。
- 2.後頭部が完全に水中に入るまで沈む。
ミッション2
- 1.プール内で立つ。
- 2.膝を曲げる形で、「首→口→鼻→目→額」の順で水中へ沈む。
- 3.頭頂部が完全に水中に入るまで沈む。
泳げない方からしたら、この第二章が泳ぐための登竜門。一番難しい所だと思います。ただ、ここさえクリアすることが出来れば泳げるようになる為のマラソンはゴール間近です。
(第三章)浮いてみよう
泳げない方が泳げるようになる為の道は、この時点で8割方は進んでいます。もう一歩です。
ミッション1
- 1.「第二章のミッション2」までを行う。
- 2.地面に着いてる両足を(軽くジャンプようにし)地面から離す。
地面から足を離したことにより、あなたの身体を全て水に委ねることが出来たかと思います。「身体の一部がどこかに触れていないと不安」という思いから泳げないと思い悩んでいる方が多くいらっしゃると思うのですが、この章をクリアしたということと同時に不安要素である1つを解消できたことと思います。解消しきれていなくても、確実に解消へ近づいています。
しかしながら、水に身体を委ねるだけでは泳ぐことは難しいです。なぜかと言うと、「息継ぎ」のタイミングまでは呼吸ができないからです。泳げるようになれば意識しなくても良いのですが、最初は自分が息継ぎしたいタイミングで息継ぎができないことになります。なので、ミッション1の「2」の状態を10秒ほどキープできるようになればベターです。
(第四章)5メートル泳いでみよう
さて、いよいよですね。実際に5メートル泳いでみましょう。(言い方を変えれば水中で5メートル進んでみましょう)
ミッション1
- 1.プールの端で、体全体が水中に入るように潜る。
- 2.膝を軽く曲げ、地面から足を離す。
- 3.プールの壁を足の裏で蹴る
このミッションでは、出来れば手を真っ直ぐ伸ばしてみましょう。ただ、最初から手を真っ直ぐ伸ばしてプールの壁を蹴ることは少々抵抗があるかもしれません。なので、最初は手を横に広げる(TT兄弟のような感じ)か、「気をつけ」の姿勢など自分自身が不安にならない姿勢でトライしてみてください。
何度かトライすることにより、水中の浮いた状態で前へ進む事への抵抗が薄れてくると思いますので、そうなった時に手を前へ真っ直ぐ伸ばして進んでみてください。ここまで来れは、壁を蹴る力も躊躇なく思いっきりいけることでしょう。思いっきり蹴り呼吸が続けば5メートルを進む事もクリアできるかと思いますので、あとは「クロール」「背泳ぎ」「平泳ぎ」「バタフライ」などの泳法がありますが、ある程度は見様見真似でできるようになれると思います。
頑張ってください🥳
まとめ
以上が、水への恐怖心に打ち勝ち泳げるようになった私の話でした。どこか共感頂ける所や「もう少しここを詳しく。。。」などございましたら私のX(twitter)またはお問い合わせフォームよりご相談ください。
軽くおさらいしてみましょう。
- 1.顔を水面に付ける
- 2.潜る
- 3.水中で浮く
- 4.壁を蹴り前へ進む
簡単にまとめるとこんな感じになります。泳げなかったり、周りに泳げない方がいらっしゃったら是非共有してみてください。
ここまでお読み頂きありがとうございました。